『代替医療としてのレイキ』

【レイキ療法】は大正時代に日本で創設された日本の伝統療法ですが、自律神経のバランス を整え、免疫力・治癒力が高まるなど、その効果が認められて、世界で有名になりました。 また、頭痛・肩こり・腰痛、けがや急激な痛みの軽減にも効果があり、精神や感情にも同時 に作用します。「不安感が減る」「穏やかに過ごせる」ようになるため海外ではホスピスでも 取り入れられています。さらにイギリス・ドイツ・オランダ・カナダ・オーストラリアなどでは医療保険が適用されており、実際に医療の現場で使われています。インドやオーストラリアでは医師免許と同じく国家資格として認められるなど代替療法として認知されています。
戦前の日本ではレイキは民間療法として知れ渡り、調子が悪い時には手を当てて癒してもらえる「お手当て屋さん」が沢山いたといわれています。調子が悪い時、病気の際にも気軽に受けられる民間療法としてとても人気があったのです。現代西洋医学は、20世紀には現代先進諸国で圧倒的な支配力を持ちましたが、同じ20世紀の後半には、その内部に存在するさまざまな問題点・矛盾点が指摘されるようになってきました。それにともない、これまで西洋医学によって片隅に追いやられてきた種々の民間療法や伝統医学が「代替医療」として再び人々の注目を集めるようになりました。